情熱大陸への執拗な情熱/宮川サトシ

日曜日夜と言えば、情熱大陸。
情熱大陸といえば、このエッセイ。

宮川サトシさんと言えば、エッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」がかなり話題になった。
ポップな絵柄に淡々とした話し口調で、読むとしんみりしてしまう。

そんな作者の野望が「情熱大陸に出演すること」だとは。
本書は自らの生き方を情熱大陸に寄せていく、目まぐるしい努力の記録である。

自分が情熱大陸を求めれば求めるほど遠ざかる。
かつての幼馴染、ワタナベに先を越されてしまった作者の嫉妬の見苦しさ!

最終的にアメトークの『情熱大陸に出たい芸人』の回を見た作者は、
「情熱大陸に出たがっているポジション」まで奪われてしまうという焦りに襲われる。
ここまでくると作者が人間臭くて愛おしくなってくる。

2017年6月に発売されてから、もうすぐ1年が経過する。
もうそろそろいいじゃないか、TBS。

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