14歳からの仕事道/玄田有史

GW明けて久々に仕事行ったら疲れがどっと出た。
土日は連休中行けなかった病院をはしごして終わってしまった。
まあ溜まっていた諸々の家事ができたので良しとしよう。

5月からは新卒育成というミッションを課せられたので、
マネジメントの本などパラパラ見てみた。
自分ができていないのに人にこんな事言えるか!と、
結局自分が新卒の時、古書店で買って良かった本を思い出して読み返してみた。

いちばんたいせつなのは、ちゃんといいかげんに生きること。

矛盾しているよなあ、と思いつつも

いい言葉だと思う。

働いて10年たつと、この感覚がなんとなくわかってきた。

「ちゃんと」真面目に生きようとすると息切れしてしまうし、

「いいかげん」に生きてると、将来自分が困ったことになってしまう。

この本は14歳からとタイトルにあるとおり中学生でも読みやすいよう
やさしいことばが使われていて、スッと頭に内容が入ってくる。
社会人になる前でも、社会人になった後でも、
立ち止まって考えるためのヒントを説いてくれている。

社会人になったばかりの頃、救われたのが「カベの前でウロウロしよう」という考え方。

世間的には壁を乗り越えろ!という風潮があるけれど、
著者は、「壁なんて乗り越えられないことのほうが多い。学校で身につけた知識や経験をフル稼働しても、
社会に出たら訳わからないことの連続で上手くできなくて当たり前」という。

ただ、壁にぶちあたった時に真剣にカベの前でもがいてると、いつのまにか壁の方が壊れたり、誰かが手を差し伸べてくれたりする。

ここで逆に楽して取り繕おうとしてしまうと、後から帳尻が合わなくなってしまう。
分からないなりに何とか考えてみる。もがいたほうがいいと言っている。

これは仕事をしていても結構大事な姿勢だと感じる。
思考停止してしまうと、そこから先には進まないし、何も生み出さない。

でも例外はある。

この壁というのが、サービス残業が酷いとか、理不尽なパワハラとか不可抗力の場合は我慢する必要は無い。

ひとりで抱え込まずにだれかに相談して、その場から一刻も早く抜け出した方がいいと思う。

私はそこを履き違えてしまい、

体を壊してからでしか気づけなかった。

自分をいたわることが、仕事を長く続けていくために必要なことだと身をもって感じている。

新卒や、転職したばかりの頃は、誰かに認められなきゃと焦ったり周りを気にしたりしていた。
でもこの本を読んで気づくことがある。
職場の評価は一部分であって自分の全てではない、
だから必要以上に落ち込まずに、自分を認めてうまく舵取りをしていくしかないのだ。

 

 

と、偉そうなことをつらつらと書いてはみたものの。
最近上司からのプレッシャーがキツくて自戒を込めて書きました。

とりあえず、新卒の子に先入観を持たずに向き合ってみようと思う。