イスラム飲酒紀行/高野秀行

昨日はついに噂のインド映画「バーフバリ 王の凱旋」を観てきた。
もう色々ぶっ飛んでいて、途中から
「ああ、もう考えちゃだめだ、自分はマヒシュマティの民なんだ」と
言い聞かせながら観た。弓って近距離にも使え・・・使えるんだな。それが。

インドは出てこないけどイスラム圏ということでこの一冊。

高野秀行さんはノンフィクション作家で、最近はクレイジージャーニーにも出ていた。

「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」
を人生の目標として掲げる作者のルポルタージュは言葉通り、
世界の裏側を垣間見せてくれる。

酒を禁じているイスラム圏の国へ行き、悪戦苦闘しながら酒を入手して飲む。
そこまでして飲みたいかというくらい泥臭い地元民との交渉。
読んでいくうちに、作者の酒への執着がおかしさに変わる。

そんな作者も禁酒していた期間がある。
未だ国として認められていないソマリランドで、
「カート」という植物(ドラッグの一種)にどんどん依存していく。
カートがあれば酒がいらなくなるらしい。

そこでカート依存から抜け出す為に作者が頼ったのは、やはり酒。原点の酒。
「酒のおかげでソフトランディングに成功した」という。

こちらとしては言っている意味が一ミリも分からないが、
何はともあれ結果オーライである。

この本を読むと無性に酒が飲みたくなってくる。
作者ほどではないけど。

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