カコちゃんが語る植田正治の写真と生活/増谷和子

カコちゃんが語る植田正治の写真と生活

風邪をひいて寝込んでしまった。日本に帰ってから気温差が激しい。暑いところにいたから余計につらい。。早く治そう。

久しぶりに本について。

昔から植田正治の写真が好きで、鳥取県の植田正治美術館へ足を運んだことがある。美術館が自然の中に溶け込んでいて、すごく感動したのを思い出した。

この本は、植田正治の娘さんが父について語ったエッセイ。

写真が多く収録されていて、文章に合わせて著者の思い出が語られる。

有名な作品たちがどうやって撮られたのか、

植田正治はどういう人物だったのか、

身近な人の目線で綴られる文章の中には愛情が滲みでている。

中でも植田正治が奥さんを撮った写真が好きで、

はっとする美しさってこういうことなんだと思う。この表情がなんとも言えなくて見惚れてしまう。

植田正治は買いもの好きで、贈りもの好き。

その土地でいちばんすてきなものを選び、奥さんに紬などを買ってきていた。

奥さんはそれを仕立てて大切に着ていたというエピソード。

現代では考えられないけど、こんな夫婦の関係性憧れる。

植田正治の写真は「砂丘モード」など洗練された写真ももちろんかっこいいけど、

家族を撮影した写真は、エッセイを読むと家族に対する温かい目線が感じられて、

さらに好きになった。

「砂丘モード」より

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