スナフキンの名言集/トーベ・ヤンソン

小さい頃、親戚のおじさんに「ムーミン谷の仲間たち」の絵本をプレゼントしてもらった記憶がある。
私は周りが畑と田んぼに囲まれた北関東のど田舎に住んでいた。
もちろん本屋なんてない。

おじさんは東京で働いていたのであまり会えなかったけど、
たまに顔を出すついでに何かしら本を買ってきてくれる素敵な人だった。
田舎の退屈さにうんざりしていたので、いま思えばおじさんに感謝してもしきれない。

アニメでムーミンを観ていたから、初めて原作絵を観た時は幼い私にとって衝撃だった。


からの

社会人になって懐かしくて手に取った「スナフキンの名言集」。

ムーミンシリーズの魅力は何といっても絵柄のシュールさと、風刺のきいた文章。
この本に共感してしまうのは、どことなく自由と孤独が感じられるからかなと思う。
気に入った名言をいくつかご紹介。

「あんまり誰かを崇拝したら、ほんとの自由は、得られないんだぜ。
本当さ。ぼく、知ってんだ。」突然、スナフキンがいいました。

「ものは、自分のものにしたくなったとたんに、
あらゆる面倒が、ふりかかってくるものさ。運んだり、番をしたり・・・・・・。
ぼくは、どんなものであろうと見るだけにしている。
立ち去る時には、ぜんぶ、この頭の中に、しまっていくんだ。
重いかばんを、うんうんいいながら運ぶより、ずっと快適だからねぇ!」―

「やれやれ・・・・・・"いつもやさしく愛想よく"なんて、やってられないよ、理由は簡単。時間が無いんだ。」

《番外編:名言か微妙なやつ》
―「考えてみるから、ちょっと待ってくれないかな・・・・・・」
スナフキンが、黙りこくりました。―

※なんか仕事で使えそうだけど、名言かどうかは微妙なところ。

 

そういえば、今年のセンター試験でムーミンで炎上していたのを思い出した。
「むしろムーミン読んでない自分を恥ずかしく思え!」と思っていたけど、
実際の問題みたら、これは・・・迷うな。
▶センター試験ムーミン論争

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