素直に生きる100の講義/森博嗣

今日は台風なので早々に退社。

転職して2カ月。やっぱりどこの会社でも嫌だなあという部分がある。
会社本体からは早く帰っていいという指示が出ていたのに
上司のGOサインがでない。
今日は全然電話もならないし特別やることもないので、
早めに帰りたいと申し出たところ、電車が平常運転だから大丈夫だという。

いやいや、運休してからじゃ遅いんですよと言いたい気持ちを堪え、
じゃあもう少し様子見てみますね!と物分かりのいい振りをしてしまった。

結局遠方という理由で早く帰る許可をもらえたけど、
そんな対応されると自分が悪いのか?甘いのか?とマイナス方向に考えてしまう。
こんなことで人の顔色伺うのも癪だ。

さて、前置きはここまでにして、
この本は作家の森博嗣氏が、生きていく上での生きやすくなるヒントや仕事観などの考え方を綴ったエッセイ。
100番まで番号が振られており、どのページから開いても楽しめる。

特に印象に残ったテーマをご紹介したい。

「空気を読むのは、空気に流されるためではない。」
空気が読めないのでは話にならないが、読めてもただ流されるだけならば、
ほとんど読んでいないのと同じだ。

空気を読んだうえで、その空気に流されるのではなく、空気に向かって進む。
ここでは「逆風」と表現されているが、大勢に逆らった意見を出すということだと
著者は言う。

空気を読んで流されっぱなしの自分にはなかなかハードルが高い。
ただ、このスキルをうまく身につけさえすれば、
今日のようなモヤモヤもなくなるし、組織全体としても良くなっていくきっかけにもなって一石二鳥だ。
できればいいんだけど、難しい。

「常に自分の力を測り、できるかぎりそれを隠す」
実力とは、何か。
それは、自分の力を知っていること、つまり自分を知っていることだ。ただ
今必死になれば、自分はいくら稼げるのか?何人の人間を動かせるのか?
常にその想像を働かせることが社会で成功する基本の一つだという。

今会社員として給料をもらっているわけで、
おおむねその金額が自分の能力の対価として支払われている。

では個人ではどうだろう。
もし自分が3日で100万かき集めなければいけないと言われて、
どう行動して、いくらかき集めることができるのか。

ここでいう自分の「実力」を測ろうとも思ったことがないので、とてもあやふやなものだ。
意識として持っているだけでも、行動は少しでも良い方に変わるかもしれない。