映像研には手を出すな!/大童澄瞳

最近ハマっている漫画。

当初は単純に高校生がアニメを作る青春ものかな〜と思っていた。

しかし、

3巻まで読むと、学校という舞台と高校生の部活という設定を介して、「アニメーション制作とはなんぞや」とどっぷりその世界に引き込まれていく。

映像研メンバーの浅草、金森、水崎は友人としてではなく、同士として描かれてるのが、普通の青春漫画とはテイストが違って面白い。

また、作者自身アニメーションを独学で制作していた経験があるとのことで、主人公たちが作り上げる構想ボードはかなり緻密に描かれていて説得力がある。

構図も俯瞰やアオリのコマを随所に入れていて、アニメーションのように立体的にみえる。

話の中で特に好きなのは、金森氏によるプロデューサー的能力の描かれ方だ。

お金を稼ぐには人の考えの先を読むこと、

アイデアという飛び道具をもっていればマイナスもプラスに変えられること。

お金を集めたり、クリエイターが最高のパフォーマンスを出すための環境づくりをしたりすることがどれだけ重要か示される。

この漫画を読んでるとジブリの宮崎駿、高畑勲、鈴木敏夫が思い浮かぶ。

こんなに夢中になれることがあることが、共有できる仲間がいることが、羨ましいと思った。

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