この世界の片隅に(上)/こうの史代

今年の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞!
15日からNetflix配信開始!
連続ドラマ化が決定!

まだまだ勢いが衰えず。ドラマは今年の夏頃とのこと。
ぜひとも主人公のすずはのんさんに演じてほしい。
相手役の周作は坂口健太郎くんあたりでどうだろう。5分刈りで。

原作を読んだきっかけは、映画を観に行った後に、
「これは原作も読まなければ!」と思い購入。

装丁は全面に淡い水彩画で描かれていて、並べて飾りたくなってしまう。
こうのさんの絵柄は、スクリーントーンを使っていないので、
一コマ一コマの描写が細かい。

何より漫画のカケアミの表現(↓赤い丸の感じ)が好きだ。
背景は、丁寧に線を重ねられてノスタルジックな雰囲気が漂う。

さて、上巻の内容はというと、戦争が始まる少し前、
主人公のすずが広島から呉へ嫁ぐ以前から語られる。

「・・・いやなら断りゃええ言われても

いやかどうかもわからん人じゃったねぇ・・・」

突然縁談が持ち込まれ、18歳で夫・周作のいる呉へ嫁ぐことになったすず。
流されるまま、新しい場所で、夫家族との新しい生活が始まる。

小姑に嫌みを言われても、ご飯の支度に失敗しても、
置かれた状況に慣れようとするすずのひたむきな姿に共感してしまう。

そういえば、私の祖母は無理やり縁談をまとめられて、
ショックで3日間納屋に立てこもったという話をしたことがあった。

今みたいに自由に選択ができなかった時代があったんだよな、と考えると、
本来では悩むべきはずではないことで、悩んでいることが大部分なんじゃないかと思えてくる。
つまりそれは無駄な時間を過ごしているというわけで・・・

これ以上はやめよう、寝よう。

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