夢中さ、君に。/和山やま

 

ずっと使っていたVAIOがダメになり、とうとうMacを購入した。

長年 windowsユーザーだったから慣れないかと思ったけど予想外に使いやすい。

一点懸念があるとすれば、スタバで使うと「あいつ意識高くね?」って思われるところだ。

外に持ち出す時はなるべくドトールで作業をしよう。そうしよう。

 

さて久しぶりに購入した漫画「夢中さ、君に。」は、元々pixivに掲載されていたWEB漫画を単行本化したもの。

中心となって描かれる登場人物は、不思議な男子高校生・林と、

顔面偏差値が高すぎるために嫌がらせを受けて以来、

人と接触を避けるように振る舞う二階堂。

それぞれの青春ストーリーが描かれるオムニバス形式の作品だ。

 

最初にこの漫画に惹かれたのは「かわいい人」という話。

主人公の江間は、男子校の体育祭の借り物競走で「かわいい人」というお題を引いてしまう。

その時たまたま目に映った(なぜか網に包まっている)林を借りてゴールした。

以来、何かにつけ「僕かわいい?」と絡まれるようになった。

なんてことない男子高校生の日常の一部が劇画風の絵柄のタッチで淡々と描かれる。

そんな中で思春期特有の「なんか気になる」という微妙な心の変化を読者である私たちだけが気づくことができる。

シュールな笑いを挟みつつ、余韻を感じさせる久しぶりに良い作品に出会えた。

今は入手しにくい状況のようですが、おそらく重版かかっているでしょう。

装丁も素敵なので、ぜひ紙で。